ミタニ院長とゆかいなスタッフのつぶやきブログ

2014年6月27日 金曜日

認知症 痴呆症 の考え方

先日、ある患者さんにご質問を受けました。
「なぜ、認知症の方は、怒ると余計に悪くなるのですか?」

つい先日、韓国で病院の放火が・・・その方も、認知症を患っていたとか!?
最近でも、徘徊していた所を保護された方が、久しぶりに家族と再会できた。 など。
ニュースで拝見すれば、認知症の方が増え続けています。

では、なぜ認知症やアルツハイマーになるの?
人間の適応しようとする生理現象を、日常的に考えるとどう表現できるか?
考えてみました。 

ぼくらって、「痛い!!」って思ったり、「辛い!」って思うと、
それを緩和するために、痛み止めを飲みますよね。
眠れない時は、睡眠薬。

人間の中でも、生理的現象が起こっているのをご存知ですか?
痛みがあると、脳内モルヒネが分泌されたり、
疲れを取る為に、眠気を誘発するメラトニンが分泌されます。

これらは、自律神経の働きによって調節されています。

しかし、何かしらのストレスによって自律神経に乱れが生じ、
身体の機能が修正されないと、どんどんと進行していきます。

僕の持論ですが、認知症やアルツハイマーも元を正せば
自律神経失調症!!では、無いでしょうか?

「何かしらのストレス」と言われるもの 例えば
心配事や悩み 怒りや嘆き 失望感 などの感情
継続するトラブルによる精神的疲労
仕事などの使命感 良い縛りがなくなった事
達成感の無さ、無意欲・無気力
心理的なものだけでなく、
長年患っていた持病(肩こりや腰痛なども含め)
長年の栄養の偏り、栄養の不足による身体材料の不足
これによる、体の不自由さからの疲憊     などなど

嫌な事があると、身体って硬直しませんか?
これは、恐怖や怒りなどの心理的イライラ。
痛みなどを出さないよう、緩和する為に硬くなる。
生理的現象 これが 筋性防御。


防御しようと固くなっている間、身体は興奮状態。自律神経でいえば 交感神経支配。
この支配が、継続的に続くと、身体は疲憊してきます。

体が疲憊してくると、精神的にはイライラするでしょ。

身体の緊張 = 疲れ = イライラ

これが続くとある現象が起こります。
それが  逃避。

言葉にもありますよね~ 
現実逃避 とか 逃避行 なんて

では、帰ってストレスの無い状態にしたら・・・
何もすることが無い!!  張り合いがない!! 
これもストレスなのです。

痛みから逃げる。
辛い状態から逃げる。 
しんどい状態から逃げる。
これは、人間の本能です。

体内では
脳の委縮 や 変性 脳内炎症 を起こし

身体では
極度の筋硬直 
疼痛部位の知覚遮断
思い通りに身体が動かせない!!

この状態になると、何時 病気を発症しておかしくない状態なのです!!
セリエのストレス学説で言うところの、疲憊期
その後に起こる現象と考えられます。

さてさて、先程頂いた質問の答え
認知症の人は、それでなくても辛い状態から逃げようと「逃避」
しているわけです。
「怒る」という行為は、「追い打ちをかける」事と一緒なのです。
更に、逃避をするので余計に悪化すると考えられます。

この状態を取り除くにはどうする?

完全実証はできておりません。しかし、軽快傾向にある方もおられます

ぼくの中で、治療ビジョンはあります。

心の病は、身体の病。

身体の緊張・痛みの除去を中心に、
身体の疲憊を取り除く事。

身体のゆとりは、心のゆとり。
身体が楽になれば、イライラが少しずつ時ほぐれます。

自律神経の調節。
自律神経の乱れを修復に向かわすことで、体内より身体の修復を行う。

脳の修復
自律神経の活性により、脳内で起こる委縮 変性 炎症を抑える。
細胞の元となる栄養を取り込んでもらい、自己修復させる。

ここまでが、ぼくのできる治療ビジョン。

この期に一番必要な事。
それは、家族や周りの方たちの理解。

なぜ、こんなに逃避したくなったのか?
それを探り、見つけ 改善しなければ、元の状態に戻ってしまいます。

もう一度言います。
これは、ぼくの持論です。
しかし、沢山の患者さんと向き合い、考え、経験し、
人間の 適応能力 その 構造 を 表現 すると
このような 現象の過程を踏んでいる事が 大 !!

ただ怖いのは、若年者でも陥る事。
認知まで行かなくても、自律神経失調症の極限まで行くと
近い状態まで身体がおかしくなります。

皆さんの近親者でも身体の不調を訴える方がおられると思います。
いち早く、親身に診て頂ける先生を見つけ、早急に対処してくださいね。
長文になりました。<m(__)m>

投稿者 東洋医学治療院

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